大館きりたんぽまつりにファストパス 並ばず4杯分購入可能

ニプロハチ公ドームで開催された過去の本場大館きりたんぽまつり。多くの来場者でにぎわった
 本場大館きりたんぽまつりが10月8~10日、秋田県大館市のニプロハチ公ドームで開かれる。開催50回目を記念し、店に並ばずにきりたんぽ鍋4杯分を購入できるチケット「ファストたんぽ」が数量限定で販売される。当日販売の5千円コースのほか、予約制の5万円、50万円の特典付きコースも用意。予約の受け付けは9月30日午後5時まで。

 5千円コースは1日50枚限定。申し込みは実行委員会きりたんぽブースで受け付け、午前11時から先着順に販売する。通常料金(1杯700円前後)より高くなるものの、長ければ1時間を超える待ち時間を短縮できる。4店分の食べ比べもできるが、提供店は選べない。

 5万円コースは4杯分の提供店を選べる。加えて、持ち帰り可能な曲げわっぱ容器で配膳され、専用席で飲食できる。地酒のプレゼント、語り部によるきりたんぽや大館の歴史紹介なども付く。

 50万円コースには、さらに県内名産品のプレゼント、きりたんぽ1万本焼きや曲げわっぱ作りの優先体験券、日景温泉の1泊2日宿泊券4人分なども含まれる。

 5万円コースは1日1枚、計3枚限定。50万円コースは会期を通じ1枚だけの販売。購入希望者は、主催の大館食の祭典協議会にファクス(0186・42・1112)するか、同協議会ホームページから申し込む。応募多数の場合は抽選となり、10月3日までに結果を連絡する。

 伊藤高志実行委員長は「5万円コースはまつり全体を楽しめるよう、50万円コースは大館全体を満喫できるよう企画した。来場者にはおなかも気持ちもいっぱいになるよう楽しんでほしい」と話す。

 新型コロナウイルス感染症の影響でドーム開催は3年ぶりとなる。会場にはたんぽを提供する10店のほか、飲食・土産品などを扱う店が50店以上並ぶ。午前10時~午後6時(最終日は4時)。問い合わせは同協議会事務局(大館市観光課内)TEL0186・59・6333

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