宮古に残る義経北行伝説を市民劇で 21、22日に公演

本番に向けて稽古を重ねる出演者
 みやこ市民劇第3回公演「さらば義経」(実行委など主催)は21、22の両日、宮古市磯鶏沖の市民文化会館大ホールで上演される。宮古の地ともゆかりが深い悲劇のヒーロー・源義経を主人公に、史実と義経北行伝説を描いていく。

 義経は源平合戦のさなかに兄・頼朝との対面をようやく果たす。一ノ谷の戦いでは断崖を馬で駆け下り平氏を急襲、その後も屋島の戦い、壇ノ浦の戦いと活躍し平氏を滅ぼした。しかし頼朝からは疎まれ、追われる身となり逃避行の末に再び平泉へたどり着く。

 史実では平泉で自害したとされているが、実は北へ逃げ延びたとされる義経北行伝説を盛り込み、宮古に残る伝説に触れたオリジナルストーリーにした。

 今年1月から稽古が始まり、2月には結団式を行った。歌や殺陣の細かい動作、せりふの表現など試行錯誤を重ね、熱い舞台になるよう作りあげてきた。

 特別出演として、山本正徳宮古市長や三陸鉄道の石川義晃社長、宮古市出身の岩手めんこいテレビの高橋裕二アナウンサー、二戸市民文士劇からも2人が舞台に立つ。生演奏やコーラスも観客を引き込みそうだ。

 源義経を演じる宮古市近内の会社役員伊藤峻さん(37)は「自分が思う義経像を信じ、何事にも真っすぐな生きざまを表現したい。観劇し古里の良さも実感してほしい」、静御前を演じる同市板屋の山内恵実さん(23)は「自分の軸があるしなやかな女性で、本番で演じるのが楽しみ。市民劇は全て市民の手作りなので、その熱量も伝えられるように頑張りたい」と熱く語る。

 21、22の両日ともに午後2時開演(受付・開場は午後1時)チケットは一般が前売り1500円(当日2千円)、高校生以下が同千円(同1500円)。問い合わせは宮古市民文化会館(0193・63・2511)へ。

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