江戸時代の女性はどう生き抜いた 一関市博物館テーマ展

江戸時代に一関地区で強く生きた女性の姿を伝える史料
 一関市厳美町の市博物館(菊池勇夫館長)は、テーマ展「江戸時代の女性たち-武家・農民・商人-」を開いている。一関藩主の妻や百姓など、江戸時代に一関地方で強く生きた女性の姿を史料100点を通して現代に伝える。

 初代一関藩主・田村建顕(たけあき)の曽祖母にあたる伊達政宗の正室愛姫(めごひめ)や、6代藩主・宗顕(むねあき)の妻宣寿院(せんじゅいん)など、一関地区にゆかりの深い5人を中心に紹介。女性たちは一族の伝統と繁栄を守りながら、家族のために働き、誇り高く時代を生き抜いた。

 宣寿院が実の息子のようにかわいがった8代藩主・邦行(くにみち)にあてた手紙「宣寿院仮名消息」は、散らし書きを用いた芸術性の高い文章から知性の高さと、愛情を感じる。協力して脱穀やもみすりなどを行う力強い姿を描いた作品もある。

 市博物館の相馬美貴子主幹(58)は「現代の女性の生き方につながりを感じる部分もある。一関に関わり、強く生きていた女性の姿を見てほしい」と呼びかけた。

 6月26日まで。午前9時~午後5時。月曜休館。入館料は一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料。国際博物館の日に合わせて今月14、15日は入館無料。6月5日は東北学院大の菊池慶子教授の講演会を開く。問い合わせは市博物館(0191・29・3180)へ。

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