みその味わいマカロンに 角館高生も開発、安藤醸造から発売

安藤醸造のみそを使って作られたマカロン
 秋田県仙北市角館町のみそ・しょうゆ製造「安藤醸造」は、自社のみそを使ったマカロン2種を発売した。3月に角館高校を卒業した4人が授業の一環で開発に携わり、秋田市のイヤタカが運営する洋菓子店「パティスリーミルシュー」が製造。みその塩気が甘さを引き立て、かわいらしい見た目でも人気を得ている。

 定番の円形「みそマカロン」は、風味が豊かな「特上つぶみそ」と、米こうじが多く甘さがある「家伝つぶみそ」を使ったバタークリームを挟んでいる。4個入りで二つの味を2個ずつ楽しめる。

 もう1種類はきりたんぽの形をイメージしており、その名も「きりたんぽっぽいみそマカロン」。特上つぶみそのバタークリームを使用した。スティック型で食べやすく、手に持って写真を撮りやすくしている。

 アイデアを出したのは伊澤遥佳さん、中嶋心愛さん、熊谷菜摘さん(いずれも会社員)、戸澤実侑さん(専門学校生)。角館高の情報ビジネスコースで学んでいた4人は、昨年春から商業の授業の課題研究で商品開発に取り組み、秋田の発酵文化にスポットを当てて案を練った。

 観光地・角館を訪れた人が食べ歩きしやすく、交流サイト(SNS)で発信してもらえるよう写真映えすることを商品のコンセプトに据え、ミルシューのパティシエらと試作を重ねて完成させた。

 伊澤さんは「小さい頃から食べていた安藤醸造のみそを使ってスイーツを作りたいなと思った。長く愛される商品になってほしい」と話す。

 安藤醸造の安藤雄介専務(37)は「高校生が地元の味として選んでくれたことがうれしかった。みそは洋菓子に使うのが難しいと思っていたが、しっかりと風味を感じられる商品になっている」と語った。

 安藤醸造本店と北浦本館、武家屋敷通りにある花上庵(かじょうあん)で販売。「みそマカロン」は4個入り1296円、「きりたんぽっぽいみそマカロン」は数量限定で3個入り1134円。

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