「宝石の大陸」探査の軌跡 一関、故矢内さん収集「南極の石」展示

矢内桂三さんが収集した南極の石
 観測隊の一員として4度南極で越冬し、大量の隕石(いんせき)を発見した元岩手大工学部教授の矢内桂三さんが収集した南極の石が一関市東山町の石と賢治のミュージアムで展示されている。2018年12月に77歳で他界して3年4カ月。主亡き後、閉館した盛岡市の展示施設に保管された「矢内コレクション」に再び光が当たる。

 雪と氷に閉ざされた南極。その氷の下には大陸が広がり、ルビーやサファイアなどさまざまな石が眠る。「宝石の大陸」とも呼ばれるゆえんだ。

 火山が噴火した時に飛び出した溶岩が空中で冷え固まり、紡錘形(ぼうすいけい)となった火山弾、表面にサンゴの化石が確認できる石灰岩、強風に吹き飛ばされた砂に削られて角張った三稜石(さんりょうせき)。館内には珍しい数十点が並ぶ。

 22日まで。開館午前9時~午後5時。入館料大人300円、高校・大学生200円。

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