斎藤宗次郎の生涯描く朗読劇 2月19、20日花巻市民劇場

本番に向けてせりふ練習に励む出演者
 第46回花巻市民劇場「そして汽車は南へ走る~斎藤宗次郎物語~」(市主催)は19、20の両日、同市若葉町の市文化会館で上演される。新型コロナウイルス感染症対策のため朗読劇に変更。出演者は、迫害を受けながらも地域のために働き続けた同市出身の斎藤宗次郎(1877~1968年)の生涯を声で最大限に表現する。

 無教会派のキリスト教徒内村鑑三(1861~1930年)の弟子となった宗次郎は、地域にキリスト教が浸透していなかった時代に信仰を貫いた。理解のない住民から悪口を流布されるなどの迫害を受ける日々。劇では、それでも地域のために働き、受け入れられていった人生を描く。

 昨年12月5日に旗揚げし、週2回程度の練習を続けてきたが、コロナの感染が拡大。実行委は中止も考えたが、1月26日に朗読劇への変更を決断し、2年ぶりの開催に向けて再スタートした。

 13日からは本番の舞台でリハーサルを開始。座る位置や声の大きさの確認、台本の読み合わせを行うなど、初挑戦の朗読劇成功に向け力を合わせている。

 主役を演じる公務員大窪了さん(30)=同市桜木町=は「朗読の難しさはあるが、声色や表情で宗次郎の姿を観客に感じてもらいたい」と意気込み、演出を務める実行委の高橋信也会長(54)は「2年ぶりの舞台に喜びを感じる。劇を通じて、信じた道を貫く素晴らしさを伝えたい」と力を込める。

花巻市

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