
道の駅かみこあにを運営する秋田県上小阿仁村のかみこあに観光物産(伊藤茂樹社長)は、村特産のコハゼや食用ホオズキ、エゴマ、カキを使った商品開発に力を入れている。同道の駅やネットサイトで販売し、売れ行きは好調。今月も新商品を売り出し、新たな村の特産品にと期待している。
新たに今月発売したのは、コハゼのサプリメント「こはぜアイ」(300粒、2500円)と、エゴマの葉を粉末状にした「えごま茶」(30グラム、1500円)。
同社はこれまで、コハゼや食用ホオズキなどを使ったのどあめや、酒、うどん、菓子など60以上の商品を開発、販売してきた。道の駅の売店に特産品コーナーを設けてPRしている。
今回の新商品は、村から業務委託を受けて開発に着手。地元で作り続けられる特産品にと、昨年7月から1カ月かけてコハゼやカキなどの植栽を調査した。「高齢化が進んで植えたままにしている家が多くなり、活用できないか考えていた」と伊藤社長(70)。同社が実を買い取り、商品開発に生かしている。
コハゼはブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の植物。濃い紫色の酸っぱい実をつけ、目に良く疲れが取れるとされるアントシアニンをブルーベリーの数倍含み、抗酸化作用に優れているとされる。コハゼを使った商品は健康志向の高まりから全国各地から注文が寄せられており、「こはぜ酢」(200ミリリットル、430円)や、「こはぜドリンク」(500ミリリットル、900円)、「コンフィチュールこはぜ」(200グラム、864円)は、リピーターが定期的に買い求めている。
今月発売したこはぜアイは、大仙市の「よしかタンポポプランニング」に実の乾燥と粉末化の技術指導、商品企画を依頼。錠剤への加工は富山県の業者に委託して計300個作った。
えごま茶もよしかタンポポプランニングの技術を使って粉末化。シソ科の植物であるエゴマはα―リノレン酸などを含み、血液をさらさらにしたり、体脂肪の燃焼を助けたりする効果が期待できるという。
現在、ヨーグルトや豆乳、ソフトクリームの開発も進めている。伊藤社長は「村で作られた農作物を使った商品を売って村民の所得向上につなげたい。多くの人に商品が届くよう道の駅だけでなく販路を広げたい」と話している。
道の駅かみこあにTEL0186・77・3238
新たに今月発売したのは、コハゼのサプリメント「こはぜアイ」(300粒、2500円)と、エゴマの葉を粉末状にした「えごま茶」(30グラム、1500円)。
同社はこれまで、コハゼや食用ホオズキなどを使ったのどあめや、酒、うどん、菓子など60以上の商品を開発、販売してきた。道の駅の売店に特産品コーナーを設けてPRしている。
今回の新商品は、村から業務委託を受けて開発に着手。地元で作り続けられる特産品にと、昨年7月から1カ月かけてコハゼやカキなどの植栽を調査した。「高齢化が進んで植えたままにしている家が多くなり、活用できないか考えていた」と伊藤社長(70)。同社が実を買い取り、商品開発に生かしている。
コハゼはブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の植物。濃い紫色の酸っぱい実をつけ、目に良く疲れが取れるとされるアントシアニンをブルーベリーの数倍含み、抗酸化作用に優れているとされる。コハゼを使った商品は健康志向の高まりから全国各地から注文が寄せられており、「こはぜ酢」(200ミリリットル、430円)や、「こはぜドリンク」(500ミリリットル、900円)、「コンフィチュールこはぜ」(200グラム、864円)は、リピーターが定期的に買い求めている。
今月発売したこはぜアイは、大仙市の「よしかタンポポプランニング」に実の乾燥と粉末化の技術指導、商品企画を依頼。錠剤への加工は富山県の業者に委託して計300個作った。
えごま茶もよしかタンポポプランニングの技術を使って粉末化。シソ科の植物であるエゴマはα―リノレン酸などを含み、血液をさらさらにしたり、体脂肪の燃焼を助けたりする効果が期待できるという。
現在、ヨーグルトや豆乳、ソフトクリームの開発も進めている。伊藤社長は「村で作られた農作物を使った商品を売って村民の所得向上につなげたい。多くの人に商品が届くよう道の駅だけでなく販路を広げたい」と話している。
道の駅かみこあにTEL0186・77・3238