漁船で満喫 浄土ケ浜 宮古であすから周遊ツアー

モニターツアーで浄土ケ浜周辺の景観を眺める関係者。9日に正式運航がスタートする
 宮古市の森・川・海体験交流事業実行委は9日、漁船「明洋丸」を活用して浄土ケ浜周辺を巡る岸浜ツアーを始める。心地よい潮風を浴びながら、宮古の大自然を堪能できるのが特長。来年7月に予定している遊覧船運航に向けて機運を高めるとともに、海を楽しむ機会を提供する。

 6日は関係者によるモニターツアーを実施。同市臨港通のシートピアなあど裏の岸壁を発着点に、青の洞窟近くや浄土ケ浜一帯を30分ほどかけて巡り、白い岩肌やウミネコが飛ぶ様子、雄大な自然を眺めた。

 船長を務めるのは同市崎鍬ケ崎の漁業堀合晃さん(53)。自身の持つ漁船のうち、サケやシラス漁に使っている「明洋丸」を岸浜ツアーに活用し観光に役立てることにした。

 堀合さんは「コロナ禍が落ち着いたら、多くの人に宮古に来てほしいと思い協力した。漁船ツアーならではの魅力を楽しんでほしい。反響も楽しみだ」と期待感を膨らませる。

 同市では1月、58年間運航したみやこ浄土ケ浜遊覧船の運航が終了した。市観光課の前田正浩課長は「来年7月の遊覧船運航再開までの期間も、『海から見る宮古』を楽しんでもらいたい」と説明する。

 運航は11月14日までの毎週土曜、日曜で、午前と午後に各2便を設ける。料金は大人1500円、高校生以下は千円、小学生未満は無料。最大定員は9人で、乗船が3人以下の場合は追加料金がかかる。予約は宮古観光文化交流協会(0193・62・3534)へ。

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