ディキンスン 輝く世界 金ケ崎町立図書館、企画展や朗読会

エミリィ・ディキンスンの詩を集めた企画展。宮沢賢治の宝石にまつわる詩集も並ぶ
 米国を代表する女性詩人エミリィ・ディキンスン(1830~86年)の資料センターがある金ケ崎町西根の町立図書館(高橋淳子館長)は、センター開設20周年記念事業を展開している。ディキンスンは同町の姉妹都市の米・アマースト出身でゆかりが深く、詩を集めた企画展を同館で開催中。朗読イベントも企画しており、米文学の世界に浸ることができる。

 企画展は「エミリィと賢治 宝石に秘めた世界」と題し、ディキンスンと宮沢賢治の宝石にまつわる詩集など約30冊が並ぶ。2人の作品には宝石が登場することが多く、夕焼けを琥珀(こはく)に見立てたディキンスンの詩や、春の情景を琥珀に見立てた賢治の「春と修羅」などの解説も添えられている。11月28日まで。

 同6日には、町出身の声優桑島法子さんによるディキンスンや賢治の詩の朗読イベントも企画。文学研究者による詩の解説も聞くことができる。参加は50人限定で、図書館貸し出しカードを持つ人を対象に9日から整理券を配る。

 ディキンスンは自然や愛などを題材に1700編以上の詩を書き残し、死後に世界中で高い評価を得た。町は姉妹都市との国際交流を充実させようと、2001年に資料センターを開設。日本エミリィ・ディキンスン学会から寄贈された関連資料7千点以上を保管する。

 記念事業を企画した同館の千葉哲係長は「ディキンスンの作品は表現方法や詩のテーマなどで賢治と似た部分があり、企画展では新しい発見が楽しめる。読めば読むほど興味が湧く作品に多くの人が触れてほしい」と力を込める。

 月曜休館。問い合わせは同館(0197・41・1900)へ。

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