ストーンサークル館、入館50万人 世界遺産勧告後から急増

 秋田県鹿角市の大湯ストーンサークル館の入館者が9日、50万人を突破した。2002年4月の開館以来、20年目での達成。5月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が、縄文遺跡群を世界文化遺産に登録するよう勧告した直後から入館者が急増したという。

 ストーンサークル館は、世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺跡の一つ、大湯環状列石のガイド施設。展示ホールには出土品など約700点が並ぶ。土器作りが体験できる「縄文工房」のほか、遺跡に関するビデオ観賞や図書展示のコーナーなどもある。

 市教育委員会によると、ここ数年の入館者数は年間1万7千人前後で推移していたが、世界文化遺産登録後の8月は1カ月で5800人が訪れ、新型コロナウイルスの影響がなかった19年8月と比べ3割増となった。修学旅行で訪れる県内の小中学生も増えているという。

 この日、50万人目となった岩手県花巻市の大学院生(26)には、市特産の「北限の桃」の缶詰や大湯環状列石ガイドブックなどの記念品のほか、50万人目の認定証が贈られた。

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