普代「キラウミ」で31日に音楽イベント 震災の鎮魂祈る花火も

本番に向けて準備を進める中村耕平さん(中央)ら実行委のメンバー
 普代村の音楽イベント「音楽の広場2021」(実行委主催)は31日、同村の普代浜園地キラウミで開かれる。新型コロナウイルス感染症拡大による閉塞(へいそく)感を打破しようと村民有志が企画。東日本大震災の鎮魂を祈り打ち上げ花火も行う。村民の笑顔や震災の記憶継承を願い、忘れられない夏のひとときをつくり上げる。

 イベントは村内のガソリンスタンドに勤める中村耕平さん(30)=野田村野田=が中心となり企画。自身も演奏に出演する。昨秋に初めて行った「音楽の広場」の第2弾で、前回の発案者らの助言を受けながら構想を練ってきた。6月からは出演者らと集まって全体練習や本番の打ち合わせを進めてきた。

 当日は同園地内にステージを設置し、普代中吹奏楽部を含む8組のアーティストや有志によるカラオケステージを展開。普代村内の菓子店や「浜の産直きらうみ」など8店舗が出店する。

 震災の経験を語り継ぐきっかけをつくろうと、さまざまな仕掛けも考案した。津波から村を守った普代水門でライトアップを実施。水門の上空に花火を打ち上げ、夏の夜空に鎮魂の祈りをささげる。

 ギター演奏が趣味の中村さん。昨年のイベントの盛り上がりに発奮し「自分も音楽で村を盛り上げたい」と実行委員長を名乗り出た。当初から花火を盛り込みたいと考えており、村内に募金箱を設置したほか、村外の事業所に出向いて支援を募った。

 中村さんは「コロナ下のほんのひとときでも、地域ににぎわいを生み出したい。村の復興の歩みにも思いを寄せてほしい」と話す。

 午後1時~同8時。入場無料。問い合わせは中村さん(080・6022・8485)へ。

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