大槌の逸品〝大漁〟です 土産店、食堂オープン

 大槌町観光交流協会と町内の水産加工業者4社でつくるど真ん中・おおつち協同組合は10日、同町安渡に土産店と食堂からなる「大槌孫八郎商店」をオープンした。海に近い立地も生かし、今後は体験プログラムも充実させる方針で、まちの新たな観光拠点として魅力を発信していく。

 大漁旗に彩られた店内。特産品約50点が並ぶ「まごはち商店」と、旬の海産物などを味わえる「まごはち食堂」からなる。水産・鹿肉加工品や手芸品、淡水養殖の「桃畑学園サーモン」の冷凍切り身など、今夏発売の商品も取りそろえる。

 同町吉里吉里(きりきり)の主婦越田芳子さん(81)はサーモンの切り身を購入し「遠方の子や孫に送ろうと思う」と笑みを浮かべた。同日は記念イベントとしてサーモンを特価で販売。屋外にはクレープやフグ串焼きなどの屋台も並び会場を盛り上げた。イベントは11日も行う。

 商店は町の通販サイト「大槌孫八郎商店」の実店舗の位置付け。同協会が町内の土産店需要を感じて構想した。木造平屋約100平方メートルの施設は元々、同組合事務所として震災後に建てられたが、近年は使われていなかった。

 地元水産事業者との連携を強めたい考えで、今後は海産物を小瓶に詰めた商品や磯ラーメンなどを独自ブランドで販売する予定。店内では釣りざおレンタル(1日千円)も行い、今後は朝市開催なども検討する。

 同協会の小国夢夏(ゆか)さん(23)は「磯の香りや温かい人の雰囲気を味わえる。地元の人も観光客もふらっと立ち寄る場になってほしい」と話す。

 営業は土日のみ。商店は午前9時~午後2時、食堂は午前7時~午後2時。問い合わせは同協会(0193・42・5121)へ。


 

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