陸奥湾産ホタテで新メニュー 道の駅おがち、養殖研究者が縁

ベビーホタテのフライ、バターソテー、マリネが味わえる「ほたてづくし定食」
 秋田県湯沢市小野の「道の駅おがち」のレストラン「二ツ森」に来月、青森県・陸奥湾産のベビーホタテを使ったメニューがお目見えする。陸奥湾に臨む平内町を中心に養殖ホタテの技術を根付かせた、湯沢市出身の故山本護太郎さんを縁に続く交流の一環。1日~6日はメニュー化を記念し、定食など6種類を30%引きで提供する。

 山本さんは1914年、旧雄勝町下院内に生まれた。東北大理学部を卒業し、同大青森水産実験場に勤務。ホタテ養殖の研究に取り組み、人工産卵に世界で初めて成功した。山形大や東大で教授を務め、2005年に亡くなった。

 平内町はホタテ養殖発祥の地で、両市町は09年に交流を開始。新型コロナウイルスの感染拡大前は、湯沢市の観光PRを担う「小町娘」が平内町のイベントに出演するなどしていた。

 新たなベビーホタテのメニューは、フライやバターソテー、マリネが味わえる「ほたてづくし定食」(1200円)、エキスが溶け込んだ塩味ベースのスープと楽しむ「ほたてラーメン」(780円)、季節ごとに地場産の野菜と組み合わせる「ほたてと旬の野菜の天丼」(900円)など。調理担当の谷藤克博さん(62)は「陸奥湾産のベビーホタテは他の産地と比べて甘みが強く、口当たりもふっくらしている。誰にでも喜ばれる食材」と太鼓判を押す。

 ベビーホタテは青森県漁連から入荷する。同県ほたて流通振興協会によると、青森県全体では昨年度、養殖ホタテ7万5800トンを生産。ほぼ全量が陸奥湾産で、全国のスーパーなどに出荷されている。同協会の三津谷武志常務理事(71)は「陸奥湾のベビーホタテは直径3センチ前後と一口サイズで食べやすく、食味もいい。ぜひ味わってほしい」と話した。

 青森県漁連などはホタテのPRと消費拡大を目的に毎月18日を「ホタテの日」に定めており、二ツ森では毎月第3日曜日にベビーホタテの料理6種類を3割引きで提供する。営業時間は午前11時~午後5時(土日、祝日は6時)。

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