湯沢市の上遠野さん、野鳥撮影続け40年 集大成の写真展

展示した写真を見つめる上遠野さん(栄子さん提供)
 1970年ごろから40年近くにわたり湯沢市に生息する野鳥の写真を撮り続けた、同市湯ノ原の上遠野(かどの)栄之助さん(92)の作品展が、市役所市民ロビーで7日まで開かれている。

 撮影側をじっと見つめるフクロウや水辺でたたずむアオサギ、自宅の庭に訪れたヒヨドリなどを捉えたフィルム写真38点が並ぶ。デジタルカメラの写真とは違った優しい色合いが、見に来た人に好評という。

 次女の栄子さん(71)が、体調を崩し外出が難しい上遠野さんに代わり作品を選んだ。先月27日に開幕し、上遠野さん自身は一度会場を訪れた。

 上遠野さんは小中学校の教員を務める傍ら、野鳥の撮影を続けた。栄子さんは、上遠野さんが出勤前の早朝に雄物川周辺や中央公園などに出掛けて撮影する姿が印象に残っている。

 2007年ごろに体調を崩してからは撮影に出掛けることはなくなり、撮りためた写真の整理をしていたという。

 写真展は、以前上遠野さんのアトリエを訪れた市観光ガイドの小嶋正男さん(73)が企画。「この素晴らしい写真をみんなに見てもらいたい」と考えて栄子さんに相談し、快諾を得たという。

 自宅の車庫にしまった作品の中にはカビが生えたものもあったが、栄子さんが状態の良いものを選んだ。

 栄子さんは「これまでの集大成だと思っている。多くの人に見てもらうことができて幸せだと思う」と話した。

 午前8時半~午後10時(7日は4時半)。

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