震災遺族10年の軌跡、映像で きょうから宮古で報道展

東日本大震災報道展にお目見えしたリキッド・ギャラクシー=29日、宮古市宮町・イーストピアみやこ
 東日本大震災報道展(岩手日報社主催)は30日、宮古市宮町のイーストピアみやこで展示を始める。同市では、岩手日報社と東京大大学院の渡辺英徳教授の研究室が共同制作した「忘れない~震災遺族10年の軌跡」などのデジタルアーカイブを、同研究室の最新映像機器リキッド・ギャラクシーで紹介。4月4日には渡辺教授らのワークショップも開き、遺族一人一人の10年間の復興の足跡と復興の教訓を体験的に探る。

 リキッド・ギャラクシーは55インチの液晶パネルを7台半円形に連結し、幅約4メートルのパノラマ画面を表示。2012年から続く追悼連載「忘れない」に協力いただいた遺族458人の復興の軌跡をデジタル地図上で再現する。生活再建までの長い歳月や度重なる転居、再建後も続く孤立など、震災後10年間の復興の課題や教訓を視覚的に理解できる。

 ワークショップは4月4日午前11時と午後1時半から。渡辺教授が全体像を紹介した後、同研究室の高田百合奈助教とバンコバ・デシスラバ研究員の指導で、実際にリキッド・ギャラクシーを操作しながら学ぶ。両回とも先着20人で、岩手日報ホームページ内のフォームで申し込みを受け付けている。

 同市での開催は同11日まで午前9時~午後9時。リキッド・ギャラクシーの展示は同5日まで。同22~26日は盛岡市菜園のカワトクで開催する。ワークショップを含め入場無料。

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