「雫石あねっこ」改修へ 町が21年度着手、温泉など老朽化

大規模改修が始まる道の駅雫石あねっこ。利用者サービス向上や作業効率化で拠点施設の魅力を高める
 雫石町は2021年度、同町橋場の道の駅雫石あねっこの大規模改修に着手する。22年度までの2カ年、温泉など老朽化した施設を改修。2カ所の飲食施設も集約し、従業員の作業効率化とサービス向上を図る。新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中、地域の産業拠点の魅力向上につなげる。

 あねっこは01年7月に開業。約20年を経て温泉館の浴室やサウナの劣化が進んだことから、補修や塗装の内装改修に取りかかる。脱衣所はレイアウト変更で混雑緩和を図り、快適さを高める。

 調理場を挟む形で左右に位置し、同じメニューを提供する温泉館の「こまくさ」と物産館の「あねっこ茶屋」は、人員配置や作業動線の長さから非効率だった。そのため、両飲食施設を「こまくさ」の場所に集約する。広間は下足、土足ゾーンに分け、温泉館側、物産館側の双方からの利用を容易にする。

 22年度は物産館にある既存のフードコートを「あねっこ茶屋」の場所まで拡張する。工事は両年度とも閑散期の12月ごろを見込み、全館休館は避ける。21年度の事業費は改修工事費3856万円、備品購入費3527万円などで一般会計当初予算案に盛り込んだ。

 コロナによる影響は根強く、19年度の年間利用者約43万人に対し、20年度は1月末現在で約24万人。売り上げも19年度の6割程度にとどまる見込みで、厳しい状況が続く。感染状況を見極めつつ、新装開業を誘客の弾みとできるか成果が問われそうだ。

 町観光商工課の沢口憲英課長は「利用者サービスの向上や効率的な管理運営に向けた改修。コロナで先が見通せない中ではあるが、観光、産業の拠点施設リニューアルによる効果を期待したい」としている。

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