展勝地さくらまつり開催へ 北上、開園100周年の節目

北上展勝地さくらまつりの名物行事「おいらん道中」=2019年4月、北上市立花
 北上市の北上展勝地さくらまつり実行委(八重樫守民会長)は4日、同市内で会合を開き、4月15日~5月5日の同まつりを開催する方針を決めた。新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、展勝地開園100周年の節目を盛り上げる。

 委員ら約40人が出席。期間中は▽マスクの着用▽アルコール消毒▽検温▽連絡先の確認-などのコロナ対策を講じた上で、開催式、ライトアップ、こいのぼりの掲揚、民俗芸能公演を行う。市民観桜会は開かない。観光遊覧船は運航を見込むが、観光馬車は密集の回避のため見送る予定だ。

 会場内では指定区域外での飲食、酒類の持ち込みを禁止。県内の特産品が並ぶ「うまいもの市」は取りやめ、展勝地レストハウスがテークアウト形式で食べ物を提供し、会場内の飲食コーナーに誘導する。

 交通面は、混雑が予想される4月17~25日に渡し舟やシャトルバスを運行。約300台を収容できる駐車場は開放し、市内6カ所に計約1500台分の臨時駐車場を設ける。

 展勝地はみちのく三大桜名所に数えられ、同まつりには毎年40万人以上が訪れている。昨年はコロナ感染拡大を受け、東日本大震災のあった2011年以来の中止となった。

 八重樫会長は「地元や周辺地域の人々が安心して観桜を楽しめる環境を整えたい」と強調した。

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