渋民の道の駅 3ゾーン整備 盛岡市、配置イメージ固まる

仮称・道の駅もりおかの施設の配置イメージ(盛岡市提供)
 盛岡市が同市渋民の国道4号渋民バイパス沿いに整備する(仮称)道の駅もりおかの配置イメージが固まった。飲食物販や緑地などの「ゾーン」に分けて整備し、新産業創出の場としてテナントや体験交流施設も設ける。市として初となる道の駅整備は2021年度に本格化する見込みで、23年秋ごろの開業を目指す。

 道の駅は今後整備する石川啄木記念館と玉山歴史民俗資料館の複合施設に隣接。約3万平方メートルの敷地を三つのゾーンに分けて整備する。基本設備が集中するトラディショナルゾーンは飲食物販・産直のほか、岩手山や姫神山の眺めを楽しめる展望施設や子ども用の室内遊び場を設ける。災害時は駐車場や飲食物販のスペースなどを一時避難場所として開放する。

 敷地南側に位置するフューチャーゾーンは貸しテナント6棟と体験交流施設1棟を配置。アウトドア型飲食店やカフェ、革製品工房などがテナントの出店に意欲を示しているという。体験交流施設は入居事業者によるワークショップやものづくり体験会の開催などを想定する。

 敷地西側のランドスケープゾーンは休憩やイベントなどで多目的に活用できる芝生広場を整備。遊歩道で同記念館や同資料館の複合施設に移動できるようにする。渋民中心部からは国道を経由しないで往来できるよう道路整備も検討する。

 総事業費は15億3300万円。財源は合併特例債などの活用を見込む。年間来場者数は約30万人、年間総売上高は2億円が目標。施設運営は指定管理者として同市の合同会社ほっぷステップが担う予定だ。

 市玉山総合事務所道の駅整備推進室の加藤勝室長(52)は「眺望を楽しめる居心地の良い空間をつくり、事業者や若者、地元住民の出会いとイノベーションの場を提供したい」と見据える。

盛岡市

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