岩手の服飾技術発信 盛岡で「メイド アパレル プロジェクト」

県内縫製業者が開発した服を身に着けたモデルら
 県内の縫製業者が自社商品を開発した「イワテ メイド アパレル プロジェクト」の商品発表会(県主催)は20日、盛岡市中ノ橋通の岩手銀行赤レンガ館で開かれた。新型コロナウイルス禍の逆境にも前向きに取り組む6社が、商品の魅力を紹介。一般向けの商品展示会・受注会も同市菜園のカワトクで始まり、買い物客らが岩手発の確かな技術とデザインにうなった。

 発表会では、モデルがスーツやダウンジャケット、シャツなどを着て登場した。6社の担当者がストレッチ素材を生かした着やすさ、地場素材の使用、抗菌仕様など商品の特長やこだわりを紹介。新しい生活様式や国連の持続可能な開発目標(SDGs)に対応する狙いも語った。

 着なくなった子ども服など、思い出の1着をポケットの裏地にできるスーツを開発した一戸町一戸の日本ソーイング岩手工場の遠藤正弘運営推進部長(67)は「老舗テーラーの工場としてやってきたノウハウを生かし、お客さまと丁寧に話しながら愛されるブランドにしていきたい」と力を込めた。

 商品展示会・受注会では漆染めのシャツやセットアップ、浴衣なども陳列。スーツを注文した盛岡市南仙北の鷹羽(たかば)聡さん(43)は「コロナで落ち込んだ岩手の産業を応援したい。商品が出来上がるのがとても楽しみ」と胸を躍らせた。

 同プロジェクトは、コロナ禍で受注生産が減少した県内縫製事業者らが挑戦。百貨店で扱う有名ブランド製品などを生産してきた技術を生かし、自社製品で収益力を高めようと昨年9月から、県などが後押しして進めてきた。

 商品展示会・受注会は21日まで。県が運営するウェブサイト「買うなら岩手のものバーチャル物産展」でも購入できるほか、カワトクオンラインショップでも受注を開始する予定だ。

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