鎮魂の思い込め 灯籠温か 大船渡・越喜来、来月7~11日に点灯

製作したペットボトル灯籠を見つめる南区の住民
 東日本大震災から10年を迎える来月6~11日、大船渡市三陸町越喜来(おきらい)で開かれる地域総参加型イベント「未来を灯(とも)そう~越喜来3・11~」の準備が着々と進んでいる。鎮魂の思いを込めた住民手作りのペットボトル灯籠が集まり始め、温かな光を発する。本番は1500本を地区中心部に並べ、あの日からの歩みを振り返る。

 イベントは越喜来地区公民館などの主催。今月上旬は南区の住民有志約20人が、南区公民館で灯籠作りに取り組んだ。彩色したペットボトルにライトを取り付け、色とりどりの約130本を作った。

 作業後には作品を並べて点灯。参加者は美しい光を見つめた。同公民館の及川建則館長は「震災から10年になるが、活動を通して、あの日の出来事を忘れないようにしないとならない」と語った。

 南区の分を含めて約930本が完成。残りは各区ごとに分担して仕上げる。運営として携わる地元の及川正嗣さん(高田高2年)は「たくさんの住民の協力があり、とてもうれしい。3月の本番は住民の思いを背負って、絶対に成功させたい」と誓う。

 灯籠は3月7~11日に三陸公民館近くの道路沿いなどで点灯する。6~11日に旧越喜来中体育館で写真展を開くほか、7日は浦浜念仏剣舞と金津(かなつ)流浦浜獅子躍の両保存会による供養祭が行われる。

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