大満足!潟上でイチゴ狩り ICT活用し全自動式

マスク、手袋を着用してイチゴを摘み取る親子
 秋田県潟上市天王のJR出戸浜駅近くに先月、イチゴ狩りが楽しめる農園「フルーツパークDETO(デト)」がオープンした。会員制交流サイト(SNS)を通じて口コミが広がり、家族連れらが訪れている。同市の新たな観光スポットになりそうだ。



 農園を開設したのは、美郷町でバナナやパイナップルなど南国フルーツの栽培に取り組む「秋田食産」。佐藤良一社長(60)は「不動産会社から売り込みがあり、潟上に土地を確保できた。農業と観光を組み合わせ、人を呼び込みたい」と話す。

 フルーツパークでは、約800平方メートルの農業用ハウスでイチゴを栽培する。品種は濃厚な味で甘酸っぱい「よつぼし」、酸味が少なくジューシーな「章姫」、甘みと酸味のバランスが取れた「紅ほっぺ」、香りが上品で甘みが強い「かおり野」の4種類。イチゴ狩りでは30分間、全種類を自由に食べ比べできる。



 新型コロナウイルス対策として、ハウスに同時に入ることができるのは最大3組10人程度に制限。入場者にはマスク着用や消毒、検温などを義務付ける。イチゴを摘む際は手袋を着用し、摘みながら食べるのではなく、ハウス内のテーブルで食べてもらう。



 今月7日に家族で訪れた秋田市の細部瞳さん(43)は「甘くておいしかった。紅ほっぺがお気に入り。大満足です」と笑顔を見せた。

 ハウス内の温度管理や水やりは、情報通信技術(ICT)を活用した全自動式。農園管理者の佐々木勇太さん(24)を含め、4人のスタッフ全員が農業未経験で、埼玉県の農園から招いた講師の指導を受けながら栽培に当たっている。本県は日照時間が少なく、成熟に必要な光合成に時間がかかる点に苦労しているという。暖房を使い、適切な温度や湿度に保つ工夫をしている。



 佐々木さんによると、今月下旬には成熟したイチゴが増えてくる見込み。「幅広い年齢層が楽しめるのがイチゴ狩りの魅力。コロナ対策はしっかりやっているので、安心して食べ比べてもらいたい」と話している。

 イチゴ狩りの営業は5月上旬までの予定。料金は中学生以上1900円、小学生1600円、3~5歳1300円(いずれも税込み)。営業時間は午前10時~午後3時。事前に予約が必要。ハウス近くの直売所ではパックに詰めたイチゴも販売している。火曜定休。



 予約・問い合わせはTEL018・874・8572(午前9時~午後5時)

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