地球の問題テーマに 二戸・福田繁雄館、50回目企画展

鶴の影が世界地図を映し出す立体作品「鶴・CRANE」
 二戸市石切所の市シビックセンター2階、福田繁雄デザイン館は年2回、企画展を開いており50回目の節目を迎えた。今回のテーマは「福田繁雄のびっくり地球怪議(かいぎ)」。平和や環境破壊に対するメッセージを作品に込めていたという同市ゆかりのグラフィックデザイナー福田繁雄さん(1932~2009年)。作品を通して、見る人に地球の問題を問い掛けている。4月11日まで。

 会場には、ポスターなど62点を展示。平和の象徴である鶴の立体作品「鶴・CRANE」は、影が世界地図を映し出す。正面から見ると鶴が宇宙を飛躍する様子を表現しており、目を引く。

 ずらりと並んだポスターは、地球や世界地図がモチーフ。大陸の形をちりばめ、遠くから見ると「?」や「!」の形に見える作品など、それぞれにメッセージが込められている。

 同館は1999年9月に開館。常設展のほか年2回のペースで企画展を開き、福田さんの創造力や発想の豊かさを紹介してきた。同センタースタッフの林千尋さん(30)は「生活が豊かになる一方で、環境問題は無視できず、紛争やテロで日常生活が送れない人もいる。明るくユーモアあふれるデザインに触れ、地球の問題を考えてみてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 午前9時~午後5時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は高校生以上200円、小中学生100円。問い合わせは同センター(0195・25・5411)へ。

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