
一関市田村町の世嬉の一酒造(佐藤航(わたる)社長)は、地コーラ「こはるコーラ」を発売した。砂糖や香料を入れず、自然素材のみを使用しているのが特長。新型コロナウイルス感染症の影響で主力のクラフトビールの出荷が落ち込むなど大きな打撃を受ける中、新ジャンルへの挑戦に活路を求める。
地コーラはビール醸造の手法を活用。商品名の由来である地元産の小春二条大麦を糖化して甘みを出し、香辛料のナツメグやコリアンダー、ショウガ、レモン果汁などを加える。砂糖に頼らない優しい甘さが特長だ。
東北らしさを出そうと、瓶のラベルデザインはこけしをイメージした。家族で楽しめるノンアルコール飲料として、新たな販路獲得を目指す。
同社は、コロナの影響でクラフトビールの出荷や併設する郷土料理レストランの売り上げが激減。工場と人手に余力が生まれたことから、中断していた地コーラづくりを再開し商品化にこぎ着けた。
昨年は蒸留技術を活用し、消毒用の高濃度アルコールやクラフトジンを発売している。佐藤社長(49)は「今後も新たなチャレンジを続けていきたい」とコロナ禍に立ち向かう次の一手を模索する。
330ミリリットル入り、486円。同社の直売所やホームページで購入できる。問い合わせは同社(0191・21・1144)へ。
地コーラはビール醸造の手法を活用。商品名の由来である地元産の小春二条大麦を糖化して甘みを出し、香辛料のナツメグやコリアンダー、ショウガ、レモン果汁などを加える。砂糖に頼らない優しい甘さが特長だ。
東北らしさを出そうと、瓶のラベルデザインはこけしをイメージした。家族で楽しめるノンアルコール飲料として、新たな販路獲得を目指す。
同社は、コロナの影響でクラフトビールの出荷や併設する郷土料理レストランの売り上げが激減。工場と人手に余力が生まれたことから、中断していた地コーラづくりを再開し商品化にこぎ着けた。
昨年は蒸留技術を活用し、消毒用の高濃度アルコールやクラフトジンを発売している。佐藤社長(49)は「今後も新たなチャレンジを続けていきたい」とコロナ禍に立ち向かう次の一手を模索する。
330ミリリットル入り、486円。同社の直売所やホームページで購入できる。問い合わせは同社(0191・21・1144)へ。