スノーキャンドル1300個、幻想的な雰囲気 道の駅かづの

ろうそくの明かりで光る雪灯籠約1300個が並んだ会場
 雪景色とろうそくの光を楽しむイベント「鹿角スノーキャンドル」が16、17日に秋田県鹿角市花輪の道の駅かづの中庭広場で開かれた。道の駅を運営する地域DMO(観光地域づくり法人)・かづの観光物産公社が冬場のにぎわい創出につなげようと初めて開催。多くの市民が訪れ、幻想的な雰囲気を楽しんだ。

 バケツに雪を入れて手作りした高さ約30センチの雪灯籠約1300個を階段状やピラミッド状に並べた。16日は午後5時すぎにろうそくに明かりがともされ、来場者はじっくりと見て回ったり、写真を撮影したりした。5時半すぎから約10分間は大曲の花火に出場している小松煙火工業(大仙市)の花火師による打ち上げが行われ、夜空に大輪が咲くたびに歓声が上がった。

 国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を意識したイベントにしようと、ろうそくは鹿角市内の寺院などの協力を得て使用済みのものを再利用。雪灯籠は14、15日にボランティアらと事前に制作していたが、16日朝の降雨で大半が崩れ、同日中に作り直したという。冬花火の披露は旅行会社などでつくる「とことん冬の秋田を旅しようキャンペーン事務局」がスノーキャンドルに合わせ、企画した。

 来場した鹿角市の50代女性は「温かな光を見ていたら、気持ちがほっこりした。雪灯籠の数も多く壮観だった。雪の中で『大曲の花火』を見ることができたのも良かった」と話していた。

 イベントを企画したかづの観光物産公社の廣田諒さん(25)は「若者の来場も多く、楽しんでくれたようでうれしかった。鹿角の冬といえば、スノーキャンドルと定着できるよう来年以降も継続して行っていきたい」と話した。

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