岩手山、先端技術で発信 網張ビジターセンターが展示内容刷新

リニューアルされた網張ビジターセンターの展示スペース
 雫石町長山の網張ビジターセンター(中山広一運営協議会長)は、展示内容をリニューアルした。ジオラマの新設や先端技術の利用により、岩手山の魅力をこれまで以上に伝えている。

 リニューアルは昨年12月に完了。展示は火山としての岩手山の恵みや利用、畏怖をキーワードに展開する。7800分の1縮尺のジオラマは、周辺の山の形も詳細に再現。拡張現実(AR)技術を使い、ジオラマを映し出した画面上で、各登山道の見どころなども知ることができる。

 CG技術による、岩手山の成り立ちの紹介動画の設備なども配置。12万年前から現在の形に至るまでを紹介している。展示物の多言語化も進んだ。

 休憩スペースは部屋を仕切っていた壁を撤去し、より開放的な空間に改修。旅の情報交換や隣接する温泉利用者がくつろげる場となっている。今後も書籍や家具の充実などを図る。

 改修は環境省の国立公園満喫プロジェクトの一環。国立公園のブランド化などを進め、インバウンド(訪日外国人客)を呼び込む取り組みを続けている。

 6日~2月28日はリニューアルを記念した写真展を開催。同省の盛岡管理官事務所の秋月亮介国立公園管理官は「山にまつわる物語や先人の思い、現在の生活とのつながりなどに触れてもらい、岩手山の深みを感じてほしい」と期待する。

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