人気キリン「嫁入り」 盛岡市動物公園のカリン、30日で見納め

「嫁入り」間近のカリン(右)。父のリンタとも間もなくお別れだ
 盛岡市新庄の市動物公園(辻本恒徳園長)の人気者、キリンのカリン(雌3歳)が「嫁入り」のため退園する。実際は来春までに同園を去る予定だが、施設リニューアルに伴う閉園のため30日で見納めとなる。28日には同園でお別れ会を開き、末永い幸せを願って送り出す。

 「嫁ぎ先」の動物園や時期は調整中で、遅くとも来年春までには退園する予定。後には他園から新たに雌キリンを迎え、カリンの父親リンタ(12歳)との繁殖に移る。

 カリンは2017年7月、リンタと、同年10月に死んだ母ユズ(当時9歳)のペアから誕生。人工哺乳で育ったため、人懐っこい性格で多くの来園者に親しまれてきた。

 お別れ会は28日午後1時半から、同園キリン舎前で開く。みんなで餌をあげて別れを惜しみ、メッセージボードに寄せ書きする。記入したボードは移転先の動物園に持って行く。

 キリンは、生息環境悪化や密猟などで絶滅の危険が高まっている。国内では繁殖可能なキリンを動物園間で移動させ繁殖に取り組んでいる。同園によると、現在、国内で飼育されているキリンは60施設177頭。

 カリン誕生時にキリンを担当していた同園職員丸山正樹さん(49)は「心配するほど小さく生まれたが、ここまで元気に育ってくれた。最後までカリンに合いに来てほしい」と大勢の来園を呼び掛ける。

 午前9時半~午後4時半。入園料は一般500円、中学生以下無料。問い合わせは同園(019・654・8266)へ。

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