エーデルワイン、3年連続「一つ星」 国際コンクールで獲得

金賞受賞のワインを手に、ワイナリーとして国際的な評価を喜ぶ藤舘昌弘社長
 花巻市大迫町のエーデルワイン(藤舘昌弘社長)は、世界最大級の出品数を誇る「オーストリア国際ワインコンクール2020」で、ワイナリーとして国内勢初となる3年連続「一つ星」の評価を得た。出品した赤ワインも金賞に輝いた。新型コロナウイルス感染症で売り上げが落ち込む中、受賞を励みに高品質のワインの醸造にさらに力を入れる。

 オーストリアで開かれたコンクールは41カ国の1510ワイナリーから1万1232本が出品し、10月に結果が発表された。同社は出品した12本のうち、上位6本の合計点で格付けされるワイナリーの評価で基準の点数に達し、見事一つ星を獲得した。

 出品12本のうち最高の評価で金賞を受賞した「ゼーレ オオハサマ ラタイ樽(たる)熟成2016赤」は、非常に濃い色合いと凝縮された味わいが評価された。オーストリア原産のラタイ種を使って醸造した。

 大迫町で生産を手掛ける森田敏雄さん(73)は「育て始めた時は未熟な青玉が多かったが、年を重ねてブドウの木が土地になじんだ。2016年はラタイの特性が色濃く出た」と自信を示す。

 6月にフランスで開かれた「フェミナリーズ世界ワインコンクール2020」(4470本出品)でも、2本が金賞を受賞。酸味と渋味のバランスが取れた「ゼーレ オオハサマ ラタイ樽熟成2017赤」と、しっかりとした果実味と渋味が楽しめる「ゼーレ オオハサマ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2017赤」で、4年連続の金賞となった。

 藤舘社長は「地域ぐるみでレベルの高いワインを造っていることが評価された。生産者の栽培技術の向上がワインの味を支えている。一つ星に満足せず、もっと上を目指していきたい」と意欲を示す。

 金賞受賞の3銘柄は県内の酒販店などで取り扱っている。問い合わせはエーデルワイン(0198・48・3037)へ。

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