江刺産リンゴ、パンに凝縮 旬に合わせ計20品種

さまざまな品種の地元産リンゴを使ったアップルブレッド
 奥州市江刺豊田町のパン工房くろしぇっと(鈴木希(のぞむ)店主)は、旬の地元産リンゴを使ったパンの提供を始めた。1~2月のグルメラリーを通じ、地元食材の良さや奥深さに引かれたことがきっかけ。来年2月まで、時季に合わせたリンゴ計約20品種を使い、地域が誇る食材の魅力を消費者に感じてもらう。

 商品はアップルブレッド(162円)。自家製天然酵母でしっとりと仕上げたパンの上にカスタードクリームと、リンゴをのせる。

 鈴木さん(31)によると「リンゴは特に加工せず焼いただけ」で、素材の持つおいしさを生かす。例えば、ジョナゴールドは酸味が感じられ、奥州ロマンはパリパリとした食感や甘みが特長-など、食べ比べによってそれぞれの違いを楽しむこともできる。

 商品提供は、地域で初めて行われたグルメラリー「激アツ江刺」(江刺まちづくり事業委員会主催)への参加がきっかけ。鈴木さんは同市江刺愛宕のマルタカりんご農園主の高橋真樹(まさき)さん(34)と知り合い、地域で生産される品種の豊富さに驚いた。

 「顔の見える関係」を生かし、リンゴは高橋さんから直接仕入れる。鈴木さんは「初めて知る品種もあり、自分も勉強しながら作っている。(高橋さんは)生産者だからこその言葉の説得力を感じる。より多くのリンゴのおいしさを伝えたい」と意気込み、高橋さんも「品種によって味わいが違うことを広めたいと思っていた」と協力を誓う。

 くろしぇっとの営業時間は午前10時~午後6時(なくなり次第終了)。定休日は水曜と第2、第4木曜。電話(0197・35・4556)。

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