「光太郎ランチ」始めました 花巻・道の駅で毎月15日、限定販売

「光太郎ランチ」弁当を盛り付けるミレットキッチン花のメンバー
 彫刻家で詩人の高村光太郎(1883~1956年)が、花巻市西南地区で過ごした際の日記を基にした「光太郎ランチ」弁当(800円)を地元の女性グループが開発した。「ミレットキッチン花(フラワー)」(本舘博子代表)が15日、同市轟木(とどろき)の道の駅はなまき西南で初めて販売。西南地区の食材をふんだんに使った。光太郎が花巻に向けて東京を出た45年5月15日にちなみ、毎月15日に限定10食を販売する。

 販売する道の駅で15日、弁当のお披露目会を開き、関係者10人が味わった。弁当の中身は月替わりで、初回は同市栃内産の枝豆を使ったご飯や県産牛肉のステーキ、同市太田産のリンゴのコンポートなど9品目を詰めた。

 野菜本来のうま味を引き立たせる薄い味付けが好評。道の駅の運営会社はなまき西南の根子俊一社長(71)は「地元の野菜がおいしく、いろんな味が楽しめた。西南地区が光太郎とゆかりがあることを知ってもらうきっかけになればうれしい」と期待した。

 光太郎は45年10月から52年まで7年間、現在の同市太田で過ごした。献立は日記を基に花巻高村光太郎記念会の女性スタッフらの助言を受けながら決めた。初回は高村山荘南側にあった「三畝(さんせ)の畑」で、光太郎が栽培していたトマトやキュウリも盛り込んだ。

 本舘代表(70)=同市北笹間=は「光太郎が生きた時代に思いをはせていただき、関心を持っていただきたい」と思いを込める。次回は来月15日午前10時半ごろから販売する。

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