
釜石市の新浜町魚市場に6日、サンマ約15トンが今季初めて水揚げされた。昨年より10日早く、県内では大船渡市魚市場に続いて2カ所目。例年に比べて数量は少なく、関係者は今後の復調を願った。
同日午前6時ごろ、富山県魚津市の第8珠の浦丸(猟田(りょうだ)雄輔船長、199トン)が入港。千島列島南東のロシア海域から取れたサンマを水槽に移した。1匹120~140グラムの中型が多く、1キロ当たり1300~1450円の高値で取引された。
昨年の初水揚げより約65トン少なく、回復の兆しが見えない中、猟田船長(66)は「群れが薄い。少しずつは取れるようになってきたが、相変わらず厳しい」と語った。
地元の水産加工業、平庄の平野隆司社長は「魚体は脂が乗って質が良いと感じた。10月中にもう少し量も増えてほしい」と期待を込める。
同日午前6時ごろ、富山県魚津市の第8珠の浦丸(猟田(りょうだ)雄輔船長、199トン)が入港。千島列島南東のロシア海域から取れたサンマを水槽に移した。1匹120~140グラムの中型が多く、1キロ当たり1300~1450円の高値で取引された。
昨年の初水揚げより約65トン少なく、回復の兆しが見えない中、猟田船長(66)は「群れが薄い。少しずつは取れるようになってきたが、相変わらず厳しい」と語った。
地元の水産加工業、平庄の平野隆司社長は「魚体は脂が乗って質が良いと感じた。10月中にもう少し量も増えてほしい」と期待を込める。