疫病よ去れ、気迫の演舞 北上・民俗芸能9団体「ヘンバイ祓い」

舞台を力強く踏みしめて疫病退散を願う滑田鬼剣舞保存会の会員
 県内の芸能団体有志らによる公演「ヘンバイ祓(はら)い2020」は26日、北上市和賀町岩崎の鬼の館で行われた。大地を踏みしめて悪霊を退散させるヘンバイの所作を通じて、新型コロナウイルス感染症の収束を願った。

 県内の鬼剣舞、鹿踊り、神楽の計9団体が出演。疫病や凶作に見舞われるたびにヘンバイで平穏を祈念した先人たちの姿を重ねながら、笛や太鼓、かねに合わせて舞台を踏みしめた。

 同市の滑田(なめしだ)鬼剣舞保存会(高橋忠男会長)は、念仏を唱えた後、演目「三人加護」を披露。気迫に満ちた演舞で疫病退散への思いを体現した。

 同公演は、コロナの影響で各地の団体が公演の機会を失う中、民俗芸能の活性化に向けた関係者の思いを一つにしようと、有志が初めて企画した。

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