元小学校教諭が手作りピザ店 二戸・被災地での経験生かす

手作りピザを手に「お客さんに『また来るね』と言ってもらえる店づくりをしたい」と語る浅倉修さん
 二戸市金田一の元小学校教諭浅倉修さん(60)が同市福岡、章月2階にオープンしたピザ&喫茶ASA club(アサクラブ)の手作りピザが評判を呼んでいる。東日本大震災の翌年着任した山田町の旧山田北小で子どもたちを元気づけるために焼いたところ好評だったことからピザ作りを本格化。店を持つ夢をかなえた。

 同市出身の浅倉さんは、県内の小学校教諭を長年務め、3月に同市の石切所小を定年退職。アサクラブは6月に開店し、生地から手作りしたピザはリピーターを増やしている。

 直径20センチ(500円)のピザはトマトガーリックや納豆、めんたいこ、季節限定など計8種類。窯で約500度で焼き上げる。サラダ、ドリンク付きのランチセット(680円)のほか、デザートメニューもある。

 浅倉さんがピザ作りを本格化させたのは、被災地への着任を希望して勤めた山田北小での教諭時代。仮設住宅での生活やさまざまな家庭状況でストレスを抱える子もいる中、ピザパーティーを企画。大学時代にイタリア料理店でアルバイトした経験を生かして作ったピザは好評で、子どもたちに笑顔が広がった。

 石切所小でも地域や学校の行事でピザ作りを続け、自宅にピザ窯を構えるまでに。退職後、キッチンカーで各地を回って販売することも考えていたが、新型コロナウイルスによるイベント中止などにより、妻の実家2階に店を構えた。

 「たくさんの人に支えられて念願の店をオープンすることができた。毎日試行錯誤しながらピザを作っている」と浅倉さん。コロナが落ち着いたらキッチンカーで各地を回る構想も膨らませ「いつか山田にも行きたい」と強調する。

 営業時間は午前11時~午後5時(ラストオーダーは同4時半)。定休日は火、金曜と月末の日、月曜。26日は臨時休業。問い合わせは同店(0195・30・1011)へ。

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