観光栗園 10年ぶり再開 一関・花泉、19日から営業

10年ぶりの開園に向けて実りを確かめる小岩達さん
 一関市花泉町の金沢(かざわ)生産森林組合(菅原弘毅組合長、493人)が運営する観光栗園は19日、10年ぶりに営業を再開する。害虫の被害に見舞われ休園していたが、地区住民ら組合員が樹勢回復に努め、十分な収穫が見込めるようになった。秋の味覚を楽しめる場所として、地域のにぎわい創出につなげる。

 同園は約10ヘクタールの敷地を整備し、1997年に開園した。毎年9月中旬~10月上旬に県内外から約千人の観光客が訪れていたが、木を枯らす病害虫のカイガラムシの被害で2011年秋から閉園していた。

 再生に向けて、組合員は木の幹へ薬剤を注入したり、3年ほど前から間伐や枝打ちも行ってきた。努力が実り、カイガラムシが幹や枝に付かなくなり樹勢が回復した。

 約5千本あったクリの木は枯死などで約500本まで減少したが、昨年、試験的にクリを収穫したところ、観光客の受け入れができるほど実が増えていたため再開を決定した。

 同組合業務部長の小岩達(とおる)さん(77)は「木の本数が大幅に減ってしまったが、若木を育てながら来年以降も開園したい。多くの人に秋の魅力を楽しんでもらい、活気あふれる場所にしたい」と期待する。

 開園は19~22日と来月3、4日の6日間。実りの良い木が多い4・4ヘクタールを開放する。午前9時~午後4時で、約4キロ詰め(千円)か約2キロ詰め(500円)の袋を購入する。

 問い合わせは同組合事務所(0191・82・1596)、開園期間は小岩さん(090・7070・4296)へ。

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