秋も続くキャンプ熱 県内、施設予約や用品販売好調

手軽にアウトドア気分を味わえるグランピング施設。コロナ下でアウトドア人気は高まっている=八幡平市安比高原
 新型コロナウイルスの影響が続く中、県内でアウトドア人気が高まっている。3密を回避しながら楽しめると、キャンプ施設には夏場も大勢が訪れたが、八幡平市の施設は9月も週末は予約で埋まる。関連用品を扱う専門店はキャンプ部門の売り上げが前年より大幅増。若者から家族連れまで年代は幅広く、新たにアウトドアを始めた人もおり、秋も熱は冷めそうにない。

 同市安比高原のホテル安比グランドはグランピングエリアを設ける。あらかじめテントが設置されるなどキャンプの準備の手間を省き、手軽にアウトドアを楽しめると家族連れらに人気だ。

 12日は雨模様にもかかわらず、12張りのテントのうち県内外から6組が利用。同ホテルを運営する岩手ホテルアンドリゾート(盛岡市)によると、9月の週末はほぼすべてのテントが予約で埋まる。8月の売り上げは前年の1・5倍に伸びた。

 例年は首都圏など県外客が中心だが今年はコロナの影響で減少。それを補うように県内客が増えている。

 初めてグランピングに訪れた紫波町の30代男性会社員は「県外にはまだ行きづらい雰囲気がある。他の人との接触が少なく、感染予防をしながら家族で楽しめそうだ」と表情を緩めた。

 キャンプ用品の売り上げも好調だ。盛岡市本宮のアウトドアライフグリーンハウス盛岡店では8月末時点で、クーラーボックスや食器は前年比3割増、たき火台やランタンは7割増、テントやテーブルなどが1割増のペースで売れている。用具を買いに訪れた八戸市の会社員太田敦士(あつし)さん(29)は「密にならずにいいので2カ月ほど前からキャンプを始めた」と新たな楽しみを見つけた。

 通年でオープンするアウトドア施設も「追い風」に期待する。北上市和賀町岩崎のログハウス「サンタハウスGETO」は関東のキャンプ場を利用した盛岡市の男性のコロナ感染が7月下旬に確認された影響で一時、利用が減少したが、徐々に持ち直してきた。那須拓馬支配人(42)は「密になりにくいと予約したケースもある」と今後の利用増を願う。

岩手
疫病よ去れ、気迫の演舞 北上・民俗芸能9団体「ヘンバイ祓い」
岩手
手仕事作品の魅力体感 奥州で「こなまるしぇ」
秋田
コロナ苦境の業者支援!地元産品、割安販売 27日まで秋田市
岩手
蔵まちにこだわり雑貨店 奥州・江刺、地元食材や古道具販売
青森
20世紀フランス絵画展開幕