はんてん展示、祭り気分 花巻まつり、パレード使用の110着

町内会や企業などから提供されたはんてんを見つめる伊藤純子社長
 花巻市藤沢町の染色業、伊藤染工場の伊藤純子社長(61)が発起人となった「花巻まつりを勝手に盛り上げる会」は12、13の両日、同市城内の鳥谷崎神社社務所にはんてん約110着を展示する。新型コロナウイルス感染症の影響で花巻まつりが中止となったが、みこしの担ぎ手の心意気を示すはんてんを集め、来年の開催に向けて思いをつなぐ。

 「花巻まつり 集まれ!神輿袢纏(みこしはんてん)」と題して、昨年の神輿パレード(一般の部)と山車パレードに参加した団体に貸し出しを求め、約1週間で目標の100着を超えた。

 はんてんを提供した同市金矢の会社員照井実さん(44)は「はんてんを飾ることで物寂しさがなくなる。来年のまつりを盛り上げるという気持ちが湧いてきた」と語る。

 2日間とも、コロナ終息と来年の開催を祈念し、市内で各114発の花火も打ち上げる。2015年に「みこしを同一会場で一斉に展示した最大数」として英ギネスブックの世界記録に認定された114基にちなんだ。

 友人らに呼び掛けて展示を企画した伊藤社長は「人が密になれないのなら、はんてんを密にすればいい。みんなでみこしを担げる日が来るように、来年の開催に向けて思いをつなぎたい」と意気込む。

 午前10時~午後4時。問い合わせは伊藤染工場内の同会事務局(0198・24・3348)へ。

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