巡る楽しみ「御書印」集め 店ごとにオリジナル、県内は7カ所

御書印状を集められる帳面。東山堂肴町本店の中村栄美子店長は「はんこのデザインは来てからのお楽しみ」と語る
 御朱印ならぬ、「御書印(ごしょいん)状」の収集はいかが-。書店ごとに設定したオリジナル印と、店員の一筆が添えられた御書印を集められるプロジェクトが注目を集めている。全国で展開され、本県からは7店が参加。各地を巡って集める楽しみはもちろん、店員との交流が生まれており、本や書店の魅力発信の役割も期待されている。

 御書印プロジェクトは、刊行物の販促や普及を担う小学館パブリッシング・サービス(P・S)=東京都=が事務局を担当。御書印は200円前後で、店頭で購入できる。参加店は全国137店で今後さらに増える計画。帳面の「御書印帖(ちょう)」は全国先着3万部で無料配布している。

 地元観光地など店ごとのオリジナル印を含めた三つの印と、店員からお薦めの一冊や本の一節(著作権保護期間を超えたもの)など記入してもらえる。単なるスタンプラリーにとどめず、店員と交流を生むツールとする狙いも込めた。

 盛岡市の東山堂肴町本店は、地元の名所をデザイン。どんな印かは「来てからのお楽しみ」といい、中村栄美子店長(38)は「感染症に気を付けつつ、旅行に組み込んで楽しんでほしい。書店に足を運ぶことで、ご当地の本を知るなど気付きの機会にもなるといい」と呼び掛ける。

 事務局の一員で、昨年まで同市の書店で働いていた小学館P・S出版営業推進室の松本大介さん(43)は「ネット販売が伸びる中、店員時代は来店者との交流にこだわっていた。店員と交流する敷居をなくすきっかけにし、書店を盛り上げたい」と意気込む。

 フェイスブックや公式ブログでも詳細を紹介している。県内の参加店は次の通り。

▽盛岡市 東山堂都南店、同イオン前潟盛岡店、同肴町本店、同イオン盛岡南店

▽北上市 東山堂北上店、ブックスアメリカン北上店

▽大槌町 一頁堂書店

盛岡市

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