二戸・旅館のカフェ人気 地元食材の軽食も

ゆったりとくつろげる空間が人気のおぼない旅館のカフェスペース
 二戸市金田一のおぼない旅館(大建(おおだて)宗徳支配人)が、新型コロナウイルス感染症による臨時休館を経てロビーの一角に設けたカフェスペースが人気を集めている。チェックインや入浴時の順番待ちの間も、3密を回避してくつろげる場をつくろうと従業員が自分たちの手で改装。地元食材を使ったケーキなども提供し、訪れた人の憩いの場となっている。

 同スペースは、巨木の幹を輪切りにした直径2メートルを超すテーブルを囲むように、ゆったりとくつろげる椅子を配置。ロビー脇の中庭は物置スペースとなっていたが、それを撤去して風が心地いいテラス席も設けた。席数は計14。地元の果物などを使ったケーキ類や飲み物を提供しており、特に季節のタルトやチーズケーキは完売するほどの人気だ。

 同旅館は、コロナの影響で4月下旬から5月上旬まで臨時休館した。「時間がある今だからこそできることがあるのでは」と従業員がアイデアを出し合い、カフェスペースの設置を計画。地元食材を使った軽食も提供することで、地域のPRの場にもなるよう工夫した。

 宿泊客のみならず、日帰り温泉を利用する地元客にも人気で、若おかみの大建ももこさん(35)は「訪れた人が地域の魅力を見直す場にもなっている。ゆったりとした空間で疲れを癒やしてほしい」と呼び掛ける。

 カフェスペースと日帰り温泉の利用時間は午前10時半~午後6時。カフェのみの利用も可能。混雑時は入場を制限する場合もある。問い合わせは同旅館(0195・27・2221)へ。

二戸市

岩手
「冬恋」甘い香り 二戸でブランドリンゴ収穫
岩手
手芸で地域に恩返し 二戸市の趣味サークル、秋の感謝祭初開催
岩手
家で新鮮白アスパラ 二戸市・馬場園芸、栽培キット本格販売
岩手
デニムで集え浄法寺 二戸市の若者有志、来月初のイベント
岩手
県北薫るジン・ウオッカ 南部美人、炭やウルシ使い製造へ