老舗呉服店で高級食パン販売 一関・和とわ総本店、新たな挑戦

販売する高級食パンをPRする和とわ総本店の従業員ら
 一関市田村町の呉服業、和とわ総本店(高橋市郎兵衛(いちろべえ)社長)は7日、市内で初めて高級食パン販売を始める。全国各地で高級食パン専門店を手掛けるベーカリープロデューサーの監修の下、地域のPRや誘客を目指す新たな試み。創業200年を超える老舗ながら時代に合わせた商品を展開し、さらなる販路拡大につなげる。

 販売コーナーの名称は「歴史は変わる」。併設するカフェの一角を使いテークアウト方式で販売する。6日のプレオープンでは買い物客が列を作り、約1時間半で225本が完売した。

 販売する食パンは2種類。ユニークな名前が特徴で、プレーンの「歴史はほほえむ」(2斤、900円)は、県産の牛乳やりんご果汁、三陸の塩を使用した。かめばかむほど甘みとコクが感じられる。

 「輝く瞳」(同、1100円)は、シャンパンに漬け込んだ大粒のレーズンが生地の中にたっぷり入っている。酸味とパンの甘みが調和した豊かな味わいを楽しむことができる。

 全国に広がる高級食パンブームに目を付けた高橋社長(67)が、カフェのにぎわいにつなげようと約190店舗の高級食パン専門店を支援してきたベーカリープロデューサーの岸本拓也さんに監修を依頼。高橋社長と息子の伴布巳(ともふみ)さん(31)が食パン事業を展開する。盛岡市本宮に7月上旬オープンした伴布巳さんがオーナーを務める高級食パン専門店「泣かせてごめんよ」では「ほほえみ返し」「真珠の涙」の2種類を販売し、人気を集めている。

 高橋社長は「カフェではパンを使ったスイーツも提供する。着物や和装小物などを扱う老舗の新たな一面を見てほしい」と期待する。

 高級食パンは毎日午前11時と午後3時の2回販売し、売り切れ次第終了。1日当たり約220本の販売を見込む。カフェの営業は午前10時~午後5時半。水、木曜定休。問い合わせは同店(0120・26・5291)へ。

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