大湯環状列石の価値、しっかり伝えたい 世界遺産調査へリハ

イコモスの現地調査を想定した大湯環状列石での対応リハーサル
 世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ、秋田県鹿角市十和田大湯の「大湯環状列石」で21日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関による現地調査を見据えたリハーサルが行われた。調査の具体的な日程は決まっていないが、当初の予定通り今年の夏から秋に行われるとの想定で、県や市の担当者が遺跡の価値の伝え方などを確認した。

 本県など4道県でつくる縄文遺跡群世界遺産登録推進本部が、昨年9月に続いて実施した。ユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)による調査の際の説明方法や動線、時間配分などを確認しようと今月15~23日の日程で全17遺跡で行っている。

 リハーサルでは日本イコモス国内委員会の岡田保良委員長、稲葉信子放送大学客員教授をイコモスの調査員に見立て、県や市の担当者が環状列石を案内し、質問に答えながら、遺跡について説明した。

 終了後、県教育庁文化財保護室の五十嵐一治副主幹は「初めて遺跡を見た人から寄せられる素朴な疑問に答えることや価値をうまく伝えることが重要。調査員役から指摘されたことを踏まえ、より分かりやすい説明方法を考えていきたい」と話した。

 政府は今年1月に縄文遺跡群の推薦書をパリのユネスコ本部に提出している。

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