みそ・しょうゆの発酵文化、体験して 湯沢・石孫本店が新装オープン

手焼きせんべい体験を楽しむ地域住民
 秋田県湯沢市岩崎のみそ・しょうゆ醸造元「石孫本店」(石川裕子社長)が21日、県が推進する「あきた発酵ツーリズム」の拠点施設としてリニューアルオープンする。見学コースを整備し、体験スペースも設けた。20日はオープンを前に、地域住民向けの内覧会が行われた。

 昨年9月に着工し、今年4月にオープンの予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2カ月延ばした。

 石川社長らの居住スペースがあった母屋を改修し、体験スペースと物販コーナーを整備。物販コーナーには、同社のみそ、しょうゆのほか、これらを使って他社が製造したドレッシングなどの加工品を集めた。体験スペースでは、焼いたせんべいにしょうゆやみそで作ったたれを付けて味わえる「手焼きせんべい」作りが体験できる。

 国登録有形文化財に指定されている醸造蔵は、内壁の板を張り替えて照明を増設し、見学コースを整備した。しょうゆのもととなるもろみを木おけの中で熟成させている様子をガラス越しに見られる15平方メートルほどの見学スペースも新たに設けた。外国人客に対応するため、多言語の説明文が読めるQRコードも設置した。

 総事業費は約5千万円。県の同ツーリズム拠点整備事業に採択され、国と県から1750万円の補助を受けた。2024年度の来場者数を、18年度(780人)の約4・6倍となる3640人に増やす目標を掲げている。

 石川社長は「みそ、しょうゆを調味料としてだけでなく、発酵文化を知る手段として楽しんでもらいたい」と話している。

 蔵見学は1人千円(小学生以下と65歳以上は無料)で予約制。手焼きせんべい体験は1人3枚で500円。体験スペースでは「なま醤油(しょうゆ)しぼり」や「みそボール作り」など、不定期でさまざまな体験会(有料)を開催する。土曜(第2週を除く)には、同社のしょうゆを使った稲庭中華そば(税込み650円)を30食販売する。

 営業時間は午前9時~午後4時。問い合わせは石孫本店TEL0183・73・2901

湯沢市

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