感染終息見通し立たず…七夕絵どうろう中止 湯沢市

昨年の七夕絵どうろうまつり
 秋田県湯沢市の伝統行事「七夕絵どうろうまつり」(8月5~7日)の中止が16日、決まった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、湯沢市観光物産協会などでつくる実行委員会(京野健幸委員長)が判断した。同協会によると、中止は戦後初とみられる。

 まつりは約300年前、京都から佐竹南家に嫁いできた姫君を慰めようと、青竹に短冊を飾ったのが始まりとされる。期間中は大小約150基の絵灯籠や、カラフルな短冊を付けた竹飾りや吹き流しが街中を彩る。夜になると灯籠に明かりがともされ、宵闇にあでやかな美人画が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれる。

 当初、16日に実行委員会を開いて開催可否を判断する予定だったが、会場の市有施設が新型コロナウイルスの影響で閉鎖となり取りやめた。

 そこで実行委員に15~16日に書面でアンケートを実施したところ、中止するべきという意見が多く寄せられ、京野委員長と同協会の高橋弘隆会長が協議してまつりの中止を決めた。

 京野委員長は「伝統と歴史あるまつりを楽しみに多くの方が毎年訪れる。残念だが、感染拡大の終息の見通しが立たない中では、中止を判断せざるを得ない」と話した。

 まつりには昨年16万5千人が来場した。

湯沢市

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