多世代で触って遊んで 木のおもちゃ美術館、3カ月ぶり再開

特別企画展示室をリニューアルした「あそびのへや2」。木のおもちゃで遊べるほか、市内の木工作家らの作品を展示している
 新型コロナウイルスの流行に伴い臨時休館していた秋田県由利本荘市町村(まちむら)の鳥海山木のおもちゃ美術館が1日、3カ月ぶりに営業を再開する。3月いっぱいで東京おもちゃ美術館を運営する認定NPO法人・芸術と遊び創造協会(東京)との連携協定を解消したことを受け、館内の一部をリニューアルして再スタートを切る。

 国内外のさまざまなおもちゃを展示していた「特別企画展示室」は「あそびのへや2」に改め、地元の木工作家ら8個人1団体の主な作品と紹介パネル、同市の民芸品のごてんまりを展示する。触って遊べる木のおもちゃやボードゲームも用意した。

 市生涯学習課木育遊び推進室の佐藤弘幸室長は「祖父母と孫など多世代が遊びやすい空間を増やした」と話す。

 職員が中心となっておもちゃの手作り体験会を開いていた「おもちゃファクトリー」は「てづくりこうぼう」に名称変更する。地元住民が講師を務め、地元の木材や竹材を使うワークショップを開く予定。

 協定解消により、来館者をもてなすボランティア「おもちゃ学芸員」の名称は「おもちゃアテンダント」へ変更する。エプロンも赤から黄に変えた。

 新型コロナ感染防止策として、来館者にはマスクの着用と入り口での検温を義務付け、37・5度以上の場合は入館を断る。入館人数は1時間当たり50組程度に制限する。

 熊谷甚悦館長は「密にならないよう十分配慮しながら、多くの人に由利本荘市の素晴らしさを知ってもらえる場所にしていきたい」と話した。

 問い合わせは鳥海山木のおもちゃ美術館TEL0184・74・9070

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