待ちわびた絶景堪能 猊鼻渓舟下り運航再開

まぶしい新緑の風景を楽しむ舟下りの観光客
 一関市東山町の名勝、猊鼻渓で30日、新型コロナウイルスの影響で休業していた舟下りが再開され、日本百景に数えられる断崖絶壁の絶景に、約50日ぶりに船頭の歌う「げいび追分」が響いた。

 舟を運航するげいび観光センター(菅原喜哉社長)は▽乗客は船の定員の半分以下に抑制▽乗客にマスク着用を呼び掛け▽1日当たり2便減の8便-とする感染対策を施し、4月9日以来となる運航を再開。午前11時発の便は約30人の乗客を60人乗りの2船に分けて発着場を出た。

 船頭がさお一本で巧みに操る舟に揺られ、観光客は木々の緑がまぶしい巨岩に見入り、水面に顔をのぞかせるコイやウグイに餌をやったり、ゆったりとした時を過ごした。下りコースで船頭が「舟を浮かべてさおさせば」と自慢の喉を披露すると、大きな拍手が寄せられた。

 インターネットで再開を知ったという北上市の会社員天石健二さん(29)は「ちょうどいいタイミングで来られた。大きな岩が高くて遠くて神秘的」と初めての舟下りを堪能した。

 船頭の菅原美里さん(33)は休業中、自宅で主婦業にいそしんだ。「長い間歌っていなかったので声が出ない。最後は息が上がった」とブランクを実感していた。

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