前売り食事券販売 持ち帰り、通販にもチカラ

「ただお客さんを待つのではなく、今できることを仕掛けていきたい」と語る太田明成店主
 陸前高田市高田町のカフェフードバーわいわい(太田明成店主)は、新型コロナウイルス感染症の拡大による客足減少を乗り切るため、独自に前売り食事券の販売を始めた。弁当やオードブルのテークアウトのほか、冷凍総菜の通信販売も開始。感染を防ぎつつ、地域経済を回す一助となるため奮闘する。

 食事券は千円券5枚つづり。31日までは4400円で販売する。即日利用でき、有効期限は発行から1年間。終息後の来店利用はもちろん、市内外のイベントに屋台を出店した際やテークアウトにも使える。

 同店は東日本大震災で被災し、住宅地の仮設商店街があった場所で営業を続けている。2月下旬から宴会などのキャンセルが相次ぎ、現在は予約があった場合に営業する厳しい状況が続く。

 以前から行っていたテークアウトにも注力。弁当は500円から、オードブルは予算に応じて受け付ける。看板メニューの納豆ちくわフライ「なっちく」と手作りメンチカツ「さんまメンチ」の通販も始め、今月初旬には専用サイトを開設予定だ。

 市民の利用を促すため、メニューや店の取り組みを掲載したチラシも作製しており、太田店主(53)は「少しずつでも注文があれば次の仕入れにつながり、地域経済が回る。ピンチをチャンスに変えていきたい」と前を向く。

 食事券は店頭や同店のホームページで販売している。テークアウトの予約や通販の問い合わせは電話・ファクス(0192・47・4290)かメール(achas-321-alpha@nifty.com)へ。

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