おうちで、屋外でランチいかが 大槌・チャリカフェ

出前を始めた内金崎大祐さんと妻加代子さん。外出自粛の広がりに対応する
 大槌町末広町のチャリカフェ(内金崎大祐店主)は新型コロナウイルス感染症対策として、屋外飲食の「青空カフェ」と昼の弁当配達を始めた。店内飲食に代わる対応で、5月には夕食の出前も始める。外出自粛ムードの広がりで静けさの漂う町に、食を通じてぬくもりを届ける。

 同店は11日から、天候の良い日に店先にカフェテラスを設け「青空カフェ」として営業。レジャーシートも無料で貸し出し、密閉、密集、密接の「3密」を避けながら店舗運営を続ける。妻加代子さん(50)は「店の前に広場もある。青空の下でピクニックして気分転換してほしい」と呼び掛ける。

 昼の弁当配達は外出自粛の意識の広がりを受けた。対象エリアは近隣の末広町、大町、本町、新町、上町で、メニューには7日のオープン2周年に合わせて考案した新メニュー「ジャンボから揚げ丼」や「チキンカツカレー」を含む計10種を用意した。

 5月からは夕食の配達も開始。災害公営住宅に暮らす単身高齢者や仕事帰りの人の一品、「飲んべえ」のつまみなどにコロッケや旬の食材を使った煮物・あえ物などの総菜メニューの準備を進める。

 大祐さん(46)は東日本大震災後、町から「出前文化」が消えたことを危惧し、開店以降、構想を温めてきた。同感染症の影響でひっそりとした町のため決断。「災害公営住宅には1人暮らしの高齢者も多い。話をしながら、手作り料理のぬくもりを届けたい」と意気込む。

 昼食は当日午前10時、夕食は当日午後5時まで電話(0193・27・5888)で予約を受け付ける。夕食の配達は同4時から同6時半。テークアウトも対応する。営業時間は午前10時~午後5時(火曜定休)。

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