
平泉町の中尊寺(山田俊和貫首)は9日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、11日から26日まで金色堂と、文化財を収蔵する讃衡蔵(さんこうぞう)の拝観を休止すると発表した。毛越寺(藤里明久貫首)も近く、宝物館を拝観休止とする。町も両寺の町営駐車場を同じ期間、閉鎖に踏み切り「世界遺産の町」は観光客の入り込み抑制へとかじを切る。
町によると、同感染症による寺社の拝観休止は県内初めて。中尊寺によると国宝の金色堂の拝観休止は保存施設の覆堂を改修した1988年以来。感染状況で休止期間の延長もある。
朱印所、守札所、売店も休業する。菅原光聴執事長は「断腸の思いだが、感染拡大防止と早期終息を願い決断した」とコメント。毛越寺も拝観所、御札所を休業する方向だ。
同町の国指定史跡、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂を管理する達谷西光寺(達谷窟(たがや)敬祐別当職)は13日から9日間、寺務所を閉鎖する。
年間約200万人が訪れる中尊寺、同約30万人の毛越寺を軸に、昨年5月の大型連休は約53万人が町内を訪れた。
町によると、同感染症による寺社の拝観休止は県内初めて。中尊寺によると国宝の金色堂の拝観休止は保存施設の覆堂を改修した1988年以来。感染状況で休止期間の延長もある。
朱印所、守札所、売店も休業する。菅原光聴執事長は「断腸の思いだが、感染拡大防止と早期終息を願い決断した」とコメント。毛越寺も拝観所、御札所を休業する方向だ。
同町の国指定史跡、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂を管理する達谷西光寺(達谷窟(たがや)敬祐別当職)は13日から9日間、寺務所を閉鎖する。
年間約200万人が訪れる中尊寺、同約30万人の毛越寺を軸に、昨年5月の大型連休は約53万人が町内を訪れた。