
一関の餅食文化を広げようと、一関市旭町の酒販店リカーショップコンノ(今野公英代表)が手掛けた地元産もち米100%の純米酒「結(ゆい)」が完成し19日、同店で販売が始まった。
今野代表(52)が「みんなが笑顔になれるようにとの思いが結実し、柔らかく味わい深い酒ができた。じっくり味わって」と呼び掛け、購入第1号となる同市東山町の旅館経営菅原行奈(あんな)さん(56)に記念の1本を手渡した。今野代表は一関地方初のもち米酒を「一関の公式乾杯酒にしたい」と夢を広げた。
もち米の清酒造りに挑んだ意気込みを応援しようと、菅原さんは旅館の宿泊客向けに24本を購入した。「先月の初しぼりで試飲し、とてもフルーティーで一生愛していけると感じた。今野さんの思いが街にあふれたら、うれしい」と期待した。
「結」は一関もちの里生産組合が生産したもち米「こがねもち」を原料に、磐乃井酒造(同市花泉町)の佐藤竜矢杜氏が試験醸造した。酒造好適米と異なり、もち米には、こうじが生育しやすい「心白」がないため、酒造りは難しいとされる。
生産した720ミリリットル入り350本のうち、既に約300本が予約済み。残る数十本を店頭販売する。価格は1本2千円。
今野代表(52)が「みんなが笑顔になれるようにとの思いが結実し、柔らかく味わい深い酒ができた。じっくり味わって」と呼び掛け、購入第1号となる同市東山町の旅館経営菅原行奈(あんな)さん(56)に記念の1本を手渡した。今野代表は一関地方初のもち米酒を「一関の公式乾杯酒にしたい」と夢を広げた。
もち米の清酒造りに挑んだ意気込みを応援しようと、菅原さんは旅館の宿泊客向けに24本を購入した。「先月の初しぼりで試飲し、とてもフルーティーで一生愛していけると感じた。今野さんの思いが街にあふれたら、うれしい」と期待した。
「結」は一関もちの里生産組合が生産したもち米「こがねもち」を原料に、磐乃井酒造(同市花泉町)の佐藤竜矢杜氏が試験醸造した。酒造好適米と異なり、もち米には、こうじが生育しやすい「心白」がないため、酒造りは難しいとされる。
生産した720ミリリットル入り350本のうち、既に約300本が予約済み。残る数十本を店頭販売する。価格は1本2千円。