
記録的な暖冬少雪の中、秋田県横手市の冬の小正月行事「かまくら」が15日、2日間の日程で始まった。主催する市観光協会などは雪を市外からも調達してかまくらを制作し、例年の4分の3ほどの60基を完成させた。この日午後5時現在の市内の積雪は15センチと平年の2割。それでも日没とともにかまくら内部に明かりがともると、周囲は幻想的な雰囲気に包まれた。
かまくらは高さ約3メートル、直径約3・5メートルで、市観光協会認定の「かまくら職人」や市内事業所が市内各所に制作。市役所本庁舎周辺では、どんぶく(綿入れ)を着た地元の小中学生が中から「入ってたんせ」と観光客を招き入れ、甘酒や餅を振る舞った。
蛇の崎川原や横手南小学校の校庭に作られた計約4千個のミニかまくらにも明かりがともされ、情緒あふれる景色が広がった。
市史や市観光協会によると、かまくらは水神を祭って水不足に困らないよう願う行事と子どもの雪遊びが合わさって現在の形になり、450年以上の歴史があるとされる。
かまくらは高さ約3メートル、直径約3・5メートルで、市観光協会認定の「かまくら職人」や市内事業所が市内各所に制作。市役所本庁舎周辺では、どんぶく(綿入れ)を着た地元の小中学生が中から「入ってたんせ」と観光客を招き入れ、甘酒や餅を振る舞った。
蛇の崎川原や横手南小学校の校庭に作られた計約4千個のミニかまくらにも明かりがともされ、情緒あふれる景色が広がった。
市史や市観光協会によると、かまくらは水神を祭って水不足に困らないよう願う行事と子どもの雪遊びが合わさって現在の形になり、450年以上の歴史があるとされる。