白熱!威勢良く「ジョヤーサノ」 刈和野の大綱引き

大綱を力いっぱい引く参加者
 国指定重要無形民俗文化財「刈和野の大綱引き」が10日夜、秋田県大仙市刈和野の大町通りで行われた。上町(二日町)と下町(五日町)の住民や観光客約7300人が、直径約80センチの巨大な綱で、熱気あふれる引き合いを展開した。

 両町内の男衆が長さ64メートルの雄綱と50メートルの雌綱を1本に結ぶ「綱合わせ」を行った後、午後9時14分に、しきり役の「建元(たてもと)」の合図で引き合い開始。参加者たちは「ジョヤーサノ」と威勢の良い掛け声を響かせながら、寒さを物ともせず力強く綱を引いた。19分間の攻防の末、上町が勝利を収めた。

 大綱引きは、500年以上前に市場の開設権を綱引きで争ったのが起源とされる。上町が勝てば米価が上がり、下町が勝てば豊作になると伝わる。

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