国内有数規模1100台の駐車場 平泉スマートIC、来年利用開始

整備を進めている平泉スマートICの駐車場
 東北道平泉スマートインターチェンジ(IC)の2021年3月開通に向け、平泉町は付近に駐車場の整備を進めている。駐車台数は1100台で、東日本高速道路が管理するサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の最大駐車場を上回る規模。スマートIC開通と同時期の使用開始を見込む。

 町によると、駐車場は町道祇園(ぎおん)線の北側に位置。敷地面積約3・21ヘクタール、駐車面積約3・19ヘクタール。18年9月に着工した。現在は側溝の設置作業を進めており、今年3月末に進捗(しんちょく)率(事業費ベース)が54・7%となる見通し。20年度は盛り土で土地のかさ上げを行う。事業費は用地費1億3700万円を含む4億1100万円を見込む。

 町は駐車場南側に体験や宿泊、買い物ができる商業施設の誘致構想を練っている。敷地面積は約7・3ヘクタール。観光客や地域住民の利用を想定し、地域の活性化を期待する。

 町内中心部の渋滞を避けるため、車からバスへの乗り換えを促す「パークアンドライド」も検討。駐車場と観光地をつなぎ、観光客の周遊環境の向上を図る。

 町は、同町の恒例行事「春の藤原まつり」で毎年多くの観光客が訪れることから、東北道を利用して平泉を訪れる台数を基に駐車台数を考えた。1100台は、東日本高速道路の管理下で最多となる埼玉県蓮田市の東北道上り蓮田SA(491台)を上回り、中日本高速道路の管理下で最多となる神奈川県海老名市の東名道下り海老名SA(624台)も上回る規模。

 同町の八重樫忠郎まちづくり推進課長は「世界遺産平泉の理念がさらに高まるよう、公共交通の充実に向けて整備を進めていきたい」としている。

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